ハンセンクラフツとは

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近年、手紡ぎの集まりに行くと世界のどこでもミニスピナーが目に付きます。まさかこんなことになろうとは、とびっくりしております。ミニスピナー誕生のきっかけとなったのは、旅先で訪れたタスマニアで妻のベスが手紡ぎに興味を持ったことでした。その頃、私達は太平洋をヨット(RED号)で航行し、様々な国を旅していました。しかし、ヨットには従来の糸車を置く場所が無かったのです。私が「小型」「電動」のミニスピナーの原型を作ったのが2004年でした。ベスはとても気に入り、何年かそのミニスピナーで手紡ぎに励みました。

更に数年航行した後、RED号を降り、米国西海岸ワシントン州のチムカムに腰を据え、家を設計、自ら施工しました。いよいよ次の計画に取り掛かる時がきたのです。

ミニスピナーの販売に向けて私はマイクロコントロラーを元に電動パックを開発し初期のミニスピナーをつくりました。2009年下旬、年間10個程度販売するつもりで我が家の工房で作り始めたところ、我々の予想に反し次の12ヶ月で何百ものミニスピナーが売れ、てんてこ舞い!とんだ計算違いをしたもので、私は真剣にミニスピナーとその付属品の量産に取り掛かかりました。現在ハンセンクラフツはワシントン州のポートタウンゼンに工場を構え、ミニスピナー及びその付属品を製造しています。          Beth & Kevin Hansen

 

 

 

うさぎstrings

HansenCrafts JAPAN 代表 福元 亜紗より

この度はこのサイトをご覧いただきありがとうございます。

糸紡ぎを愛する日本の皆さんに、是非このミニスピナーを紹介したいと思い、ハンセンクラフツジャパンを立ち上げました。

私は日本人の両親の元、アメリカで生まれ育ちました。現在は西海岸シアトルで、父から継いだ輸出業の仕事をしています。紡ぎとの出会いは、かれこれ20数年前。その頃私はロスアンゼルスで仕事をしていました。そしてある日、「機織り」が趣味の私の為に父が買ってくれた織り機のお店が仕事場の近所にあることを思い出し立ち寄ってみました。「糸車を買ったら使い方は教えてあげるよ」とオーナーのジョーの一言でアッシュフォード・トラディショナルを購入しました。週に一度、昼休みを利用して、糸車やハンドカーダーの使い方を習いました。嬉しくて、あっという間に2色のウールを混ぜてコートを編み上げました。その後、独学で学び続け、手工芸の盛んなシアトルに移り住んでからは、ギルドに入会し、同世代の紡ぎ友達や先生に囲まれながら、紡ぎの技術、多種のウールや繊維について学んでいます。

ある日、友人を通して「日本にミニスピナーを送る手伝いをお願いできないか」という話がきました。話を聞きに行った私はハンセン夫妻とすぐに意気投合。「代理店を作るなら、あなたのような手紡ぎのクラフトが好きでたまらない人にお願いしたい」というケビンの言葉を、本当に嬉しく思いました。こうして私はハンセンクラフツの日本代理店となることになったのです。

ミニスピナーは、ファイバー・フェスティバルのブースで何度も見ていましたし、素敵な木材で作られているミニスピナーは紡ぎ教室や、集まりで数多く見かけます。軽量で簡単に携帯でき電池パックがあればコンセントもいらないからでしょう。

実際に使ってみて実感したのは一定の速度でボビンが回るので糸の太さを簡単に変えられること、新しい技術を学ぶ時に手の動きに集中できることです。最初のアッシュフォード・トラディツショナルに加え、ポケット・ウィール、幾つかのスピンドルとチャルカを2台持っていますが、ミニスピナーが一番簡単に幅広く使えると思います。

この素晴らしい糸車「ミニスピナー」で、手紡ぎの幸せを是非味わってください。 Asa Fukumoto