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2022-08-26

興味深いデモに惹かれてファーバーイベントへ

Asaのシアトル便り
 
 
 

6月4日、土砂降りの中、シアトルの郊外モンローで開催されたFiber Fusionへ行ってきました。

どのくらいの土砂降りかというと、途中前の車が見えなくなるほど。何度も停まりたくなりましたが、一本道で停車したらいつ追突されるか分かりません。約10分後に前方の車が見えてきた時は心底ホッとしました。

さすがの暴雨、参加者は少ない気がしましたが出展者は盛り沢山。雨の中、わざわざこの日を選んでイベントに行ったのには訳がありました。数時間おきに、デモ(無料)をしてくれる出展者がいて、それがどれも面白そうな内容だったのです。まずは、Charanのブースへ向かいました。

陶芸家のCharanは、糸紡ぎや編み物もする多彩な男性作家さんです。糸や編み地をモチーフにした彼の陶芸作品はとても素敵です。



Charanはアートヤーンも大好きでアートヤーンのクラスを教えています。この日は、Thick and thin、auto-wrap、corespun yarnでした。私はアートヤーンはクラスでしか紡いだことが無いのですが見ているだけでも面白く、私が学んだ一番のコツはアートヤーンを作る時には手をできるだけオリフィスに近く置く事です。特にThick and thin を紡ぐ時、何故太い部分は上手く紡げても細い部分に撚りが入り過ぎるかと言うと、手がオリフィスから遠ざかる程作っている糸に撚りが入ってアートヤーンの場合はコントロールしにくいとの事でした。まさに私の紡ぎ方!こうすれば良いのね!とすごく納得しました。このデモに魅せられてCharanからアートヤーンの為のバッツを2つも購入してしましました。

 
次はアンゴラ兎の毛を紡ぐデモを見に、シアトルの隣町エドモンドのStranded by the Seaと言う毛糸屋さんのブースへ。オーナーのTaraは5羽のアンゴラを買っていてアンゴラとウールをハンドカーダーで混ぜて紡いでいます。アンゴラと羊毛を計量し、紡ぐところまで見せてくれました。混ぜ合わせるウールとしてどの種類がお勧めか聞いたところCormoと言うことでした。アンゴラの様に毛に張りが無い毛には弾力性のCormoが適していると思うとの事でした。次に好むのはBFLだそうです。早速家で試してみようと、Cormoの専門店、Mt. Hood View Farmで購入してきました。
 
 
三つ目のデモは手紡ぎを編み機に掛けるデモでした。デモをしてくれたのはKelley、元米軍の軍人さん。テキパキしたおばあさんで彼女がこの日持ってきた編み機はSilver ReedのLK150。とにかく沢山の編み方と編み機で編んだサンプルを山ほど見せてもらいました。靴下用の編み機は別にありますが彼女は太い糸を紡ぐのが好きだし手編みよりも早いからとLK150 で平たく靴下を沢山編んでいました。
 

中古品セール会場!織り機や糸車以外にも、珍しい道具が並ぶことも。

値段、売主の連絡先などが書かれた紙が貼ってあります

ディスタッフ付きの糸車もありました

 
Fiber Fusionで例年楽しみにしているのは中古品のセール。欲しいものを探しに行くと言うよりは珍しい道具があるか見に行くのが楽しみで見学に行っていました。今年はと言うと、、、、何とフランス系のキャッセルウィールを買ってしまいました。糸車もう沢山あるんですけれど…これは私が持っていないダブルドライブの糸車。紡毛用に作られた糸車です。小さくて机から降ろして試してみたところ私が椅子に座って紡いでも心地の良い高さにオリフィスがあります。お友達のSchachtのマッチレスを借りた事があるのですがこれはオリフィスが高すぎて私には向いていないと判断。心の底で何処かで背の低いダブルドライブを探していたのでしょうか?
 

持ち帰った、新しい糸車!

 
素敵な羊毛も沢山ありましたが私が他に購入したのは現在あるAbstract Fiberの色と合わせる為の羊毛以外には兎、フクロウ、キノコのステッチマーカーとサンゴの化石をマグネットで加工したショールピンでした。
 
 
今何を紡いでいるかと言うとコリデールのフリース。上手くいくとAll About the Woolで完成品を見て頂けます。
以前のコッツウォルズのカーデガン、完成しました!次回はその過程について書きます。
今回の戦利品!
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